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旅館組合の総会が終わりました

先日城崎温泉旅館協同組合の定期総会が終わりました。

城崎温泉旅館協同組合は城崎温泉の旅館80軒が加盟する
城崎でも一番大きな組合です。
加盟旅館で共同で物販の購入をしたり、
町内バスを走らせたり、
旅館の紹介をしたり
城崎温泉のprをしたり、活動は多岐にわたります。
ここ数年インターネット予約が飛躍的に増えてきたこともあり
城崎温泉旅館協同組合で「お宿トレトレ」という
サイトもオープンしました。

定期総会は前年度の事業報告、決算承認
今年度の事業計画、予算などが議決されました。
また今年は理事の改選年度にもあたり
新理事が承認され、私は専務理事になりました。
城崎温泉では30代の理事が数多くおり、
50代、60代の理事が大半をしめる他の温泉地とはかなり理事会の様子も
違うと思われます。

今年の総会を終え、私が感じたことは
温泉地のあり方が大きく変わろうとしているという事です。

ひとつは
お客様の予約の仕方がかわってきています。
さきほども述べましたが、ほんの4、5年前までは
旅行業者を通しての予約がかなりのウエイトを占めてきましたが
今は雑誌、インターネットでの予約が増えています。

これは旅館のあり方にも大きく影響しています。
旅行業者がメインの場合は旅館も業者とのつきあいを
重視していれば良く、旅館のプランも旅行業者が売りやすいプランになっていました。
業者としてはあまりにバラバラの商品では売りようがないため
どうしても似た商品になりました。お部屋は何畳で、料理は料理写真どうりで、
値段はいくらで。
でもそれぞれの旅館での個性的なプランは売りにくく
サービスの差別化もしにくかったのが現状です。
どうしても大型で歴史のある旅館が有利でした。
けれども雑誌、インターネットの普及で大きく変わってきました。
家族経営でやっている旅館でも食材にこだわったり、サービスにこだわったりする
ところが伸びてきました。これはとてもいいことだと思っています。

また合併で城崎温泉のあり方も問われています。
出石や竹野、日高など近隣の観光地との連携も
重要になってくるでしょうし、食材もより地元にこだわり
地産地消を進めていきたいとも思っています。

そういう変化する状況の中で城崎温泉旅館協同組合も変化していかないと
いけません。
みんなで考え、チャレンジしていきたいと思っています。

by gubigabu | 2005-04-28 10:17  

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